第三京浜川崎インターから車で5分
HOME 板金塗装 こだわりの修理事例 工場設備 コーティング 車検 会社案内 アクセス お問い合わせ
完璧主義 最先端設備と「匠の技」で誠心誠意お直し致します

事故歴車は買ってはいけない

千村尚紀 当社のホームページをご覧になったお客様から、修復歴のある中古車を購入したのだが完全に直っていないようなので修理して欲しいというご相談を受けることがよくあります。車がまともに真直ぐ走らず、あれこれ手を尽くしたが直らない。そんなトラブルを抱える方は意外に多いのです。

 事故でダメージを負った車を修理する板金塗装業の私が言うのも何ですが、個人的には修復歴有りの車はいくら安くても買うべきではないと思っております。なぜかと言いますと、まともに直っていない車が多すぎるからです。これは板金塗装工場の技術レベルに問題がある場合もありますが、中古車市場における修復歴車の評価に大きな問題があるのです。中古車市場の実態と修復歴車購入のリスクについてご説明します。

中古車市場の実態

 事故によってフレームなど骨格部位にダメージを負った車は、中古車市場では修復歴車(事故歴車)という格付けがされます。中古車の買取り相場は全国で定期的に開催されている中古車オークションの落札結果を基に動いており、出品される車はオークションの検査員の査定を受け、内外装の程度の良し悪しに応じた評価点が付けられます。そして査定の結果修復歴があることが判明すると記号などでそう明記されます。

 オークションの査定では、きちんと直っていても雑に仕上がっていてもそこに優劣の差は無く、ただ修復歴有という評価だけが付くのです。そしてこの中古車査定の評価方法を逆手に取ったビジネスが存在し、一つのマーケットを形成しています。

事故車のオコシ

 板金塗装業界には事故車の「オコシ」という仕事が存在します。「オコシ」は所謂業界用語で、漢字だとどう書くのか定かではないので、とりあえずカタカナにしました。「オコシ」とは事故によって大きな損傷を負い、経済的全損またはそれに近い状態になった車を再生することです。代表的なのは車両保険金額を上回り、全損になった車をそのままの状態でオコシの業者(業界ではオコシ屋と呼びます)が買取り、それを修理して中古車市場で再販するパターンです。

 普通、そうと判っていれば好んで修復歴車を買う人はいないので、修復歴の無い車に比べてずいぶんと格安で売り出されます。「オコシ」は、修復歴があることで販売価格がずいぶん下がることを承知の上で全損になった車を修復するわけですから、まともな方法で修理されるわけがありません。本来取替えなくてはならない部品でもてきとうに直して、後でどうなってもお構い無し、フレームや足回りがキチンと直っていなくてもパッと見わからなければOK、といった具合にコストをかけず、とにかく原価を下げて見た目を取り繕って修理して売りに出されるのです。こんな車を買ったら後でトラブル続出です。

修復歴の有る車は買わないほうが賢明

 キチンと丁寧に修理され、機能的にも車体の強度的にも全く問題の無い状態に修復された車でも、「オコシ」によってデタラメに修復された車でも、オークション査定で修復歴の有ることが判れば、どちらもただの修復歴有の車ということで、仕上がりの優劣に関係無く同列に評価されてしまうのが実情です。個人的には事故修理後の検査制度が確立され、修復のクオリティーによって評価されるようになれば良いのにと願っているのですが、今のところ修復歴車の評価方法が変わることは残念ながら無さそうです。

 充実した設備と高度な技術を有する板金塗装工場が修理すると、丁寧に修理した結果として、大きなダメージを受けた車でもオークション査定で修復歴が判らないほどに仕上がることがあるのです。こういう事実を知っているからこそ、堂々と修復歴有で売りに出されている車に対しては、どうも「オコシ」で再生された車ではないかと疑ってしまうわけです。いずれにせよ、「オコシ」という仕事が存在しているわけですので、修復歴が有りますよと言って売り出されている中古車はいくら安くても買わないほうが賢明だと思います。

2014年10月22日 | 板金塗装のプロの本音

お客様の声 焼付けコーティング 鈑金塗装プロの本音
 
新技術!スプレー式プロテクションフィルム
 
自費修理でも保険修理でも板金塗装でプレゼント

コメント

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ