鈑金塗装工場に直接依頼する | 板金塗装はインターパシフィック

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板金塗装 プロの本音

2014/11/10

鈑金塗装工場に直接依頼する

千村

ほとんどの板金塗装工場は自動車ディーラーなどの下請け工場として経営が成り立っています。理由としては、車検や、オイル交換、タイヤ交換などのように定期的に必要とされる仕事ではなく、偶発的な事故によって成り立っている仕事だからです。また職人の業界であるためカーオーナーさんとの直接取引が苦手であるとか、塗料のシンナー臭や鈑金作業による騒音などの問題で住宅地や人通りの多い路面では営業が困難であるなども理由としてあげられます。

一方自動車ディーラーにとっては、車の整備や車検を行う整備士とは異なる板金塗装の職人を自社で管理することは難しいので、事故した車の板金塗装は下請けの工場に依頼します。複数店舗を運営するカーディーラーの中には、自社で板金塗装工場を運営し各店舗に入庫した車を自社工場に回送して修理している場合もありますが、それでも自社工場内で作業しているのは外注の板金塗装職人というケースが多く見受けられます。

■ディーラーが儲かる

板金塗装の大きな特徴として、保険修理があります。自分の財布から直接出費するのではなく、保険会社から費用が支払われるのです。もちろん保険を使うほどの事故でなければ自費での修理となりますが、金額が大きくなるほど保険を使った修理になることが多いわけで、一件で数十万円の売上げになることは珍しくありません。そのため板金塗装はディーラーにとってはサービス売上げの大きなと柱になるわけです。

ではカーディーラーは板金塗装の仕事を外注工場に依頼することでどのように利益を得るのかと言いますと、交換する部品は外注工場に支給し、さらに工賃を割引かせることで利益を得ています。お客様からの修理依頼を取り次ぐディーラーが利益を得るのはビジネスとして当然の事なのですが、驚くことに昨今では工賃の50%程を割引かせて作業を外注しているという話をよく耳にします。

■ディーラーの下請けでは丁寧な仕事は難しい

 
工賃の50%引きなどという取引条件では、まともなビジネスとは言えません。これでは板金塗装工場の採算が合うはずがありませんし、カーオーナーさんのために丁寧な仕事を心がけたくても売上げと納期に追われるばかりとなってしまい、修理品質を高めることができなくなってしまいます。

作業に使うパテや塗料などでも、とにかく安い材料、そして少しでも早く硬化して研ぎや磨きなどの作業が楽になる材料を使わざるを得ません。材料の質を落とせば、いくら腕の良い職人が作業しても後々修理品質に悪影響を及ぼします。それでもとにかく作業台数を多くこなさなくては売上げが稼げないので、無意識のうちに質よりも量を追う形になってしまうのです。

当社もかつては輸入車ディーラーなどの元請けに100%依存していました。当社の場合は元請けさんに恵まれたので、丁寧な仕事をするための時間も頂けましたし、取引条件も悪くはありませんでした。それでも下請けという立場の自社の将来に危機感を感じたので10年前にホームページを開設し、インターネットを利用してカーオーナーさんから直接修理のご依頼を頂けるように努めてきました。おかげさまで今では入庫する車のほとんどが一般のお客様からの修理依頼によるものとなっており、下請け仕事から脱却することができて良かったと思っています。
 

■町の板金塗装工場に依頼する

最近ではインターネットを利用して脱下請けを図ろうとする板金塗装工場が多くなりました。カーオーナーさんにとってもインターネット検索で工場選びの選択肢が増えています。

多くのカーオーナーさんがディーラーに板金塗装を依頼する理由は、やはり安心感があるからではないかと思います。仕上げもきっと悪くないだろうし、何か不具合があってもキチンと責任をもって対処してくれる、そして何より自動車メーカーの看板を背負っているという安心感です。

一方、町の板金塗装工場に直接修理を依頼することに対しては逆の不安感を抱かれる方が多いかもしれません。仕上がりは大丈夫なのだろうか、不具合があった場合でもきちんと対応してくれるだろうかという不安感です。我々町の板金塗装工場は、お客様がそういう不安感を抱いていることを察し、下請仕事ではなくサービス業としての自覚をしっかり持って、お客様に安心感を与える努力をしなくてはならないと思っています。

それを前提としてカーオーナーさんには、ディーラーに修理を依頼しても実際に作業しているのは下請けの板金塗装工場なんだという事実を理解して頂き、それならば町の板金塗装工場に修理を直接依頼すれば、修理方法を詳しく説明してもらえる、丁寧な仕上げをしてもらえる、ディーラーに依頼するより費用面でも代車などのサービス面でもメリットがあるということを知っていただけたらありがたいです。そして当社も皆様の板金塗装工場選びの選択肢の一つにしていただければ幸いです。


大切なお車を何事も無かったかのように

大切なお車を
何事も無かったかのように

代表 千村尚紀

インターパシフィックは長年にわたり高級輸入車の板金塗装を数多く手掛け、技術を磨いて参りました。
難易度の高い修理に対応する最新設備を導入し、厳選した塗料や材料を使用することで、高い修理品質を実現しております。

私達は、大切なお車が「ちゃんと元通りに直るのだろうか?」というお客様の不安を安心と喜びに変えることを最大の使命と考え、完成まで一切手を抜きません。
どこをどう直したのか全く分からないように、完璧な仕事を心掛けております。

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