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テスラ モデルX 板金塗装 修理 事例


東京都内にお住いのお客様より、テスラ モデルXの板金塗装 修理を依頼されましたのでご紹介します。
お客様はコインパーキングに車を駐車する際に、バックカメラの映像をあまり確認せずにタイヤが車止めに当たるまでバックしたところ、駐車スペースの真後ろに立っていたポールにテスラ モデルXの後部をぶつけてしまったそうです。

外側からだけの画像からはそれほど大きな損傷には見えないかも知れませんが、リアゲートを開けてみると裏側まで大きく変形しています。
リアゲートがこのように大きく変形している事から、リアバンパーも1度大きく押し込まれており変形していました。
リアゲートもリアバンパーも交換する必要があり、修理費用が高額になる事が予想させる為、ご加入の車両保険を使って直すことになりお車をお預かりしました。

今回のテスラ モデルXの作業方針は、リアバンパーアッパー側の取替塗装&リアバンパーロアの取替、アルミ製リアゲートの取替塗装とリアゲート取替に伴う再使用出来ない部品の交換、リアゲートに隣接するパネルへの色合わせの為のボカシ塗装と言う内容になります。
テスラ車は高電圧バッテリーを搭載している為、鈑金修理や分解作業を行う前に万が一の感電事故や電子部品の誤作動や損傷などを防ぐためにも高電圧電源を遮断する必要があります。
これは、テスラの作業マニュアルに沿って高電圧の回路を遮断した後にテスターを使って電圧がきちんと遮断されているかを高電圧グローブを装着して確認しているところです。

まずはリアゲートを取り外すのですが、テスラ モデルXのリアゲートはリアガラスを取り外さないとゲートの取付ボルトを緩める事が出来ない構造になっています。
また、ガラスを外す為にはリアスポイラーを取り外すのですが、スポイラーのアッパーカバーは強力な接着剤で固定されており、分解することによりこれらの部品は再使用出来ない為、新品部品に交換する必要があります。

新品のリアゲートパネルを車体に取り付け、隣接パネルとの隙間や面の出入り具合を確認・調整します。


新品リアゲートは、パネルの合わせ目にシーリングがされていない状態で部品が供給されます。


シーリングのされ方が年式によって異なっている場合もある為、元々付いていたパネルをよく確認し同じ様にシーリングを施します。

ドアやリアゲート等の大きなパネル以外のバンパーやスポイラー等の外装部品もこの様に未塗装の状態で供給されます。
部品の製造過程で残る僅かなバリを削り落したり表面処理をした後塗装工程に移ります。

塗装ブース内でリアゲートを塗装台にセットして裏側を塗装します。
中央部分がきちんと塗装されていない様に見えますが、内装トリムが付くと見えなくなる部分でオリジナルもこの様な塗装状態の為、敢えてこの様に塗装してオリジナル感を再現しています。

裏側に引き続いてリアゲートの表側も塗装します。


ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースに車両を移動しマスキングを施した後、熟練の塗装職人がテスラ モデルXの塗装肌や質感を再現すべく丁寧に塗装します。
この左右クォーターパネルとリアドアの上部は直接の損傷があった訳ではありませんが、交換するリアゲートの隣接パネルとして僅かな色の差異も出ない様に色合わせの為のボカシ塗装をしました。


新品のリアバンパーとリアスポイラーを塗装のしやすい高さの台にセットして、ボディ同様に熟練の塗装職人が丁寧に塗装します。

塗装作業完了後リアゲートを車体に取り付け、取付ボルトを塗装します。
このボルトはリアゲートの脱着によって緩めたり締め込んだりした際に、ボルトの頭の塗装が工具によって剥がれてしまいます。
リアガラスを取り付けてしまえば見えなくなってしまいますが、そのままにしてしまうと錆びてしまうのできちんと塗装します。

その他取り外していた部品を全て元通りに組み付け、洗車・最終仕上げ磨きをしてテスラ モデルXの板金塗装 修理は完了です。
このたびはインターパシフィックにテスラ モデルXの板金塗装 修理をご依頼いただき誠にありがとうございました。
元通り綺麗に直ったテスラ モデルXを大切にお乗りください。

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