テスラの骨格修正には、ジグ・ベンチ式フレーム修正機の世界的トップブランドのフランスセレット(CELETTE)社のユニバーサルジグシステムCAMELEONを導入しております。
モデルごとのデータシートに従ってX軸・Y軸・Z軸全てを0.1mm単位でセッティングし高精度なボディー修正を行います。

フレーム修正機と同じフランス　セレット(CELETTE)社のNAJA 3Dを導入しております。
収録された車両データを元に損傷度合いを0.01mm単位で計測（表示は0.1mm単位）することができます。
衝突により骨格へのダメージが疑われる場合にはコンピュータに診断させることにより、微細な歪みがどの箇所に、どのくらい生じているかを三次元測定することができます。
また、修理した車両が正確な寸法で修復されているかという完成検査にも役立ちます。

ドイツ　ヴィランダー+シル社（Wieländer + Schill）のXPress 800は、テスラの車体修理で使用するほとんど全てのリベット及び関連作業をモジュールやアタッチメントを組み替えることで可能にしたリベッティングツールです。
アルミボディーのテスラモデルSとモデルX、スチールとアルミのハイブリッドボディーであるモデル3とモデルYのフレームやパネルの接合には多種のリベットが用いられます。
XPress800はそれらのリベット作業を行う上で必須の認定ツールです。

テスラモデル3とモデルYのスチールのスポット溶接にはドイツ　ヴィランダー+シル社（Wieländer + Schill）のInverta Spot GTを導入しています。
テスラ専用のソフトウェアがインストールされており、オートマチックに溶接することが出来ます。

ドイツ　ヴィランダー+シル社（Wieländer + Schill）のInverta Puls IP7-2 ACTはアルミとスチール兼用のMIG/MAG溶接機です。
溶接ワイヤーはテスラから指定されたワイヤーを使用します。

アルミパネルのへこみの修理にはイタリア　テルウィン社（TELWIN）のALU-ARC 200を導入しています。
パネルの裏側に手が入らない場合にはへこんだ部位にピンやワッシャーなどのビットを溶接し、へこみを表側から引出して板金作業を行います。

イタリア　ラバリオリ社 (RAVAGLIOLI)の四輪アライメントテスター TD1780WSを導入しています。
高精度CCD8センサー、Bluetoothワイヤレス通信、30度ランアウト補正等ハイスペックな機能を装備しています。

塗装肌を忠実に再現するためには高性能な塗装ブース内での作業が絶対条件です。
当社では、イタリアの塗装ブースメーカーサイコ（SAICO）社の最上級モデル「ディスカバリー」を2台導入しております。
サイコ（SAICO）社の塗装ブースは、日本国内だけでも自動車メーカーや塗料メーカーを始め、多くの板金塗装工場などで導入されている高性能ブースです。

テスラ社から認定を受けているR-Mの水性塗料「オニキスHD」を使用しています。
オニキスHDは人体への悪影響や大気汚染を引き起こすVOCの排出量が従来の塗料に比べて大幅に削減されています。