車両保険を使った等級据え置き事故修理

ポルシェ993 ターボの車両保険による飛び石傷の修理塗装事例をご紹介します。
高速道路を走行中、前方を走っていたトラックから砂利が飛んできて、ポルシェのあちらこちらに飛び石傷が付いてしまいました。
普通、車両保険を使って事故した車を修理すると翌年のノンフリート等級が3等級下がってしまうのですが、今回のケースは「飛来中または落下中の他物との衝突」ということで、等級据え置き事故と見なされ、事故によって保険金が支払われても翌年の等級が今年度の等級と同一の等級に据え置かれます。
この等級据え置き事故が適用されるのは自然災害や避けようのない被害の場合で、今回の飛来中または落下中の他物との衝突以外では、火災爆発盗難台風落書きなどが適用の対象となります。

損傷状況:

ポルシェ993ターボの損傷は広範囲で、フロントのバンパー、左右フェンダー、フードパネル、ルーフ、左ドアミラー、フロントウインドガラス、左右ヘッドランプに小さな飛び石傷が付いていました。

ポルシェ993-20071018

修理内容:

バンパーは塗膜を全部研ぎ落とします。

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フェンダーやフードもあちこちに飛び石によるチッピング傷が付いており、サンダーで傷を研ぎ落とします。

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ルーフにも傷がありました。

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スライディングルーフパネルも分解し、傷を修理します。

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左ドアミラーにも傷がありましたのでミラーカバーを分解して修理します。

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フロントウインドガラスはいくつか飛び石傷が付いており、ガラス交換となりました。
塗装の関係もあり、先に取り外しておきます。

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ヘッドライトはレンズを新品に交換です。

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プライマーサフェーサーを塗装します。充分に乾燥させてから水研ぎします。

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塗装ブースの中でごみや埃をシャットアウトして丹念に塗装作業を行います。

ポルシェ993-20071018

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修理結果:

修理完了です。ガラスもヘッドライトレンズも交換し、フロント周りはすべて塗装しましたので、前から見るとまるで新車のようになりました。
修理金額は部品代264,422円、工賃597,270円で合計861,662円(税込)となりました。
インターパシフィックは板金匠ネットの加盟工場となっており、自費修理でも車両保険を使った修理でも、お車の修理金額に応じて楽天スーパーポイントENEOSプリカのいずれかをプレゼントするサービスを実施いたしております。
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ポルシェ ボクスター(PORSCHE) 板金塗装

ポルシェ ボクスター-20071001

ポルシェ ボクスター(PORSCHE) 板金塗装 自動車修理事例です。
損傷状況: ポルシェ ボクスターの右ロッカーパネルを縁石に擦って、へこましてしまいました。 ポルシェ ボクスターのロッカーパネルはチッピングコートが塗装されており、表面がブツブツになっています。 このブツブツの肌の雰囲気がオリジナルの肌と違ってしまうと、車の買い替えの際などに査定で事故歴車扱いされてしまったりすることがありますので、丁寧な仕上げが要求されます。

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修理内容: チッピングコートや塗膜をサンダーで削り落とし、板金作業を行います。面出ししてからパテで仕上げます。

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2液硬化型のサフェーサーを塗装します。

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サフェーサーを水研ぎしてから、いよいよチッピングコートを塗装します。チッピングコートなら何でもいいというわけではなく、ポルシェの肌が再現できる材料やスプレーガンを選ばなくてはなりません。 弊社は永年ポルシェディーラーさんの協力工場にもなっており、もっとも得意な車種の一つがポルシェです。ポルシェの板金塗装に関しましては、最適な材料や道具、そして修理方法を見つけるためこれまで試行錯誤を繰り返してきました。チッピングコートひとつ取り上げても、この材料、このスプレーガン、この吹き方など独自のこだわりを持っております。

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ロッカーパネルの塗装はリヤフェンダーまで塗らないと塗装の切れ目がありません。またチッピングコートも部分塗装ではキレイに肌を作れません。そのためロッカーパネルを板金する場合には、写真のようにどうしても塗装範囲が広くなってしまいます。

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チッピングコートの肌の感じがお分かりただけると思います。

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修理結果: 修理金額は部品代(マッドガード)を含め税込み143,535円となりました。自費でのご修理となりました。お客様は楽天会員とのことで、楽天スーパーポイントを希望されました。税込み修理代金100円につき5ポイント差し上げますので、7,175ポイント獲得です。楽天市場や楽天トラベル等で7,175円分としてご利用になれます。