ポルシェ 997 ボディーコーティング施工

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神奈川県横浜市にお住まいのお客様よりポルシェ 997 カレラのボディーコーティング施工をご用命頂きました。
お客様はすでにお仕事をリタイアしているそうで、奥様とご一緒に北海道や鳥取県までポルシェでご旅行されるそうで、何とも素敵なうらやましい生活をなさっているようです。

以前から愛車ポルシェをピカピカにしたいとお考えだったそうで、インターネット検索で当社のホームページを目に留めてくださり、このたびコーティング施工をご依頼下さいました。
濃色車ということもあり年式なりのボディーの小キズはお車全体に見受けられましたが、しっかり、キッチリ磨き作業を行い、水切れ性に優れた排水タイプのコーティングを施工させていただきました。

洗車などのお手入れもお好きなようですので、コーティングが長持ちするようセルフメンテナンスの方法もご説明させていただきました。

ホイールコーティングにもご興味を持って下さいましたが、ホイール3本のリムが傷付いており、この状態での施工は少しもったいないので、別の機会にホイールの修理塗装を行い綺麗に仕上げ、その時一緒にホイールコーティングをしてはいかがでしょうかとご提案致しました。

ホイール修理の機会にはまたポルシェでの長距離ドライブの事など楽しいお話をお聞かせ頂ければと思っております。
事故等に気を付け快適なポルシェライフをお楽しみください。

BMW 325iツーリング 板金塗装

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BMW 325iツーリング 板金塗装 修理です。

節電の影響で夜間の照明が消えていたせいで、見通しが悪くうっかり車をこすったり、ぶつけたりという事故が最近多くなっているようです。
今回ご紹介するのも、街灯が消えていて暗くなっていたコインパーキングで駐車する際に黒っぽいポールがあるのに気付かず、左後を結構強くぶつけてしまったBMW 325iツーリングの修理事例です。
オーナー様自身お車の損傷状態から修理金額が結構かかりそうだということは当初からおわかりだったようで、車両保険でBMWをきれいに修理したいというご要望でご来店されました。

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街灯が消えた暗いコインパーキングでは、たしかに黒っぽいポールには気づかないと思います。BMWの左後はかなり強くポールと接触したようで、リアクォーターパネルのへこみや変形も酷く、リアバンパーは樹脂でできているので形状はそれなりに戻ってはいますが内側にも少なからず損傷がありそうです。

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修理は保険会社のアジャスターの立会が済んでから着手します。取り替える部品の手配をするためにリアバンパーとテールランプを取り外して損傷状況を見てみました。

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バンパーが取りついている内側はトランクフロアと言いますが、この部分がかなりへこんでしまっています。

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内側はトランクルームの一番底の左側になりますが、写真のように外側が押された分だけ変形して膨らんでしまっています。

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リアクォーターパネルとトランクフロアは車の骨格に溶接されているので、この程度のダメージでは安易に取替えません。取り替えてしまうと車の買い替えの下取りの際、事故車とみなされたりして再販価値が下がってしまう恐れがあるためです。特にBMWのような輸入車の中古車査定はシビアです。
丁寧に板金で修理してパネルを元通りの形に復元させます。

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板金でできるだけ面出しした後はパテを付け、充分に乾燥させてから研いで仕上げます。

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板金のパテ研ぎの後はシール性に優れたサフェーサーを塗装します。その後表面を赤外線ヒーター等で加熱し充分にサフェーサーを乾燥させます。

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塗面が充分に硬化したら耐水ペーパーで水研ぎ作業を行い、ほんのわずかなひずみも残さず、平滑な面に研ぎ上げます。

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外板パネルと異なり内側のパネルはボディーカラーがしっかり塗りこまれているわけではなく、うっすら色がかかってる程度の仕上りになっています。トリムやカーペットで隠れてしまいますし、美観を要求される場所でもないからでしょう。
そのため裏側をしっかり塗り込んでしまうと、いかにもそこを修理しましたという出来栄えになってしまうので、オリジナルな状態同様、下塗り塗装の上にうっすら色がかかっているような仕上げにしなくてはなりません。
まず下塗り塗料に似せた色を作って吹き付け、その上に今回であればシルバーメタリックをサッと吹き付けます。最後はトリムで隠れてしまうのですが、見えなくなる部分でも丁寧な仕上げにこだわりたいと思っております。

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リアバンパーは新品に取替えます。BMWのバンパーはプライマーが塗装された状態で部品供給されますので、耐水ペーパーで研ぎ作業を行い、脱脂してからボディー色を塗装します。

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いくら入念に調色してもメタリックカラーの場合、リアクォーターパネル一面を塗装することでリアドアとの色の差異が生じることもあるので、リアドアはボカシ塗装を行いました。
ゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中でBMWの塗装肌を再現させます。

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修理完了です。BMW 325iツーリングはまるで何事も無かったかのように、元通りに直りました。

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今回のBMWの修理では、お客様が車両 保険に加入していたため自己負担なしでお車を修理することができましたが、自損事故の場合、車両保険をかけていない、または車対車+限定Aのエコノミー車 両保険では板金修理を全て自費でまかなわなければならず、損傷程度によってはとても大きな出費となってしまいます。輸入車の修理は高額になりがちですので車 両保険はしっかり掛けておいたほうがよろしいかと思います。

今回のBMW、保険会社との修理協定金額は税込み480,942円(工賃361,557円、部品119,385円)となりました。
インターパシフィックは鈑金匠ネットに加盟しており、お客様は鈑金匠ネットのユーザー還元サービスである楽天スーパーポイントを希望されました。修理代100円につき5ポイントの付与となりますので、今回は24045ポイントのプレゼントとなりました。楽天市場や楽天トラベルで24,045円分としてご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにBMW 325iツーリングの修理をご用命いただき、誠にありがとうございました。