ポルシェ カイエン GTS コーティング施工

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新車で納車されたばかりのポルシェ カイエン GTSのコーティング施工事例です。

インターパシフィックのホームページをご覧になり、焼付コーティングと輸入車が得意な板金塗装工場であるいうところに魅力を感じて頂き、コーティングの施工を依頼されました。

施工手順といたしましては、先ずボディーをきれいに水洗いし室内の清掃を行います。

新車の塗面を保護するプロテクションシールの糊が残っていれば、溶剤を用いて除去します。

ポリッシャーの回転で傷つける恐れのあるエンブレムやゴムのモールディングなどをマスキングテープで保護してから、磨き作業を開始します。

新車とはいえ塗面には浅い傷が無数にありますので、バフ、コンパウンドを数種類使い分け、ボディーをしっかり磨き込みます。

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カイエンの塗面を磨きあげたら、コーティング剤をボディー全体にムラなく塗り込みます。

今回は防汚、水切れ性に優れた排水型のガラスコーティング剤を使用しました。

施工後のメンテナンスもお客様ご自身で楽に行えることもあり、ご好評頂いているガラスコーティングです。

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コーティング剤を塗った塗装の表面が白濁した状態になるまで時間を置いて乾燥させます。この状態になると余剰成分は揮発して表面に浮かび上がり、被膜はボディーにしっかり定着しています。

その状態を見極めてから、塗膜に傷を付けない専用のクロスで拭き上げます。

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コーティングの拭き取りが終わると、車の塗装作業で使用する塗装・乾燥ブースにポルシェカイエンを入れて加熱乾燥を行います。

ブース内温度を60℃にキープし、1時間の強制乾燥を行います。冬の時期などはタイマーを長めに設定します。

インターパシフィックではコーティング後に60℃×1時間の加熱乾燥を行い、耐久性の高い被膜を完成させ、それを焼付コーティングと呼んでいます。

ガラス系のコーティングはどんな液剤でも最後に加熱乾燥させるか否かで性能に差が出ると確信しています。

車を一台丸ごと格納できる塗装乾燥設備を保有する板金塗装工場だからこそ実現できる贅沢なガラスコーティングです。

オーナー様、このたびはインターパシフィックにポルシェ カイエン GTSのコーティングをご用命くださり、誠にありがとうございました。

恰好よくて個人的にも大好きなポルシェ カイエン GTS、大切にお乗りください。

 

 

ポルシェ997 カレラS カブリオレ コーティング施工事例

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ポルシェ 997 カレラS カブリオレのボディーガラスコーティング施工事例をご紹介します。

前回コーティングを施工してから2年程経ち、ボディー全体に小キズも目立ってきたので、オーナー様は再度ポルシェにコーティングを施工してもらおうと思ったそうです。

ただ、前回コーティングを施工してもらった店は引越してしまったため、インターネットで検索しているうちにインターパシフィックの焼付コーティングと完璧主義のキャッチコピーが目に留まったそうで、ポルシェのコーティング施工をご用命くださいました。

洗車、ホイール洗浄、鉄粉除去、室内清掃などの下準備を終えると、ボディーの磨き作業を行います。

カラーベースや素地に達していない、クリア層で止まっている浅い傷は全て磨き落とし、新車時の塗装の艶を復活させます。

塗膜の状態に応じてポリッシャー、バフ、コンパウンドの組合せを変えて数工程の磨きを入念に行います。

コーティング施工で一番手間がかかるのはこの磨き作業です。全体の8割位の時間が磨き作業に費やされます。

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ボディーがピカピカに磨き上がったら、いよいよコーティング剤を塗り込みます。

今回は防汚、水切れ性に優れた排水型のガラスコーティング剤を使用しました。

施工後のメンテナンスもお客様ご自身で楽に行える、ご好評頂いているガラス系コーティングです。

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コーティング剤を塗り込むと液剤が乾いて、被膜が定着していきます。

同時に余剰成分は揮発して表面に浮かび上がってきて、汗をかいたようになってきます。

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気温にもよりますが、数十分経過すると、表面は乾いて艶がすっかり引けた状態になります。

この状態になったら、専用のクロスで丁寧に拭き上げます。

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コーティング作業が完了したら、ポルシェを塗装乾燥ブースに入れて、バーナーを点火させます。

15分もすると、ブース内の温度は60℃になり、1時間しっかり加熱乾燥を行います。

こうすることで耐久性の高い、ガラスコーティング被膜が完成します。

このたびはインターパシフィックにポルシェ カレラSカブリオレのボディーガラスコーティング施工をご依頼頂き、誠にありがとうございました。

艶艶によみがえったポルシェ、どうぞ大切にお乗りください。

 

マセラティ クアトロポルテ リアフェンダー板金塗装 修理事例

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マセラティ クアトロポルテの板金塗装修理事例をご紹介します。

自損事故により、右リアドアからリアバンパーにかけて側面をぶつけてしまいました。

生憎、車両保険をかけていなかったので、自費でのご修理となってしまいました。

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自費での板金塗装修理ではありますが、キチンとしたクオリティーで仕上げて欲しいとのご要望でマセラティをお預かりしました。

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リアドアとリアフェンダーは板金で問題無く修理できるのですが、リアバンパーはめくれて完全に反り返ってしまっているので、交換せざるをえません。

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アルミホイールもリムやスポーク部分の傷が深く修正が困難なため、取替が必要です。

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リアドアとリアフェンダーは、板金でできるだけ元通りに鉄板を修復します。

ホイールアーチ部も慎重に板金しました。

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パテを薄付けして平滑に研いで仕上げます。

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2液硬化型のプライマーサフェーサーを塗装し、板金した部位をしっかりとシールします。

塗面を充分に加熱乾燥させ、サフェーサーをしっかり硬化させます。

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リアバンパーは調べたところ、リサイクルパーツで同じ色のバンパーを見つけることができたので、それを調達しました。

新品では12万円程するところ、半値近くで入手することができました。最終的な修理品質には影響もなく、修理費用も抑えられるので、自費での修理の場合には、お客様とも相談しながら、リサイクル部品は積極的に活用しています。

今回はとても程度の良いバンパーが手に入りました。

しかし同じ色とは言え、所々に傷もあったので塗膜をサンダーで削り落としました。

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バンパーにもプライマーサフェーサーを塗装します。

外板パネルの塗装の前にロックピラーの塗装を済ませます。

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サフェーサーを水研ぎで仕上げ、マスキングと脱脂を行い塗装に備えます。

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塗装ブースの中でゴミやホコリが付かぬよう細心の注意を払い、熟練の塗装職人がマセラティ クアトロポルテのオリジナルな塗装肌、質感を再現させます。

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板金塗装作業完了です。何事も無かったかのようにマセラティ クアトロポルテはすっかり元通りに直りました。

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このたびはインターパシフィックにマセラティ クアトロポルテの板金塗装をご依頼頂き、誠にありがとうございました。