川崎市宮前区にお住まいのお客様よりプジョー308の板金塗装を依頼されましたので、ご紹介致します。
普段から通り慣れた道だったのですが、その日は雨で視界が悪く、右折の際にブロック塀を巻き込んでプジョー308の右リアドアとリアフェンダーを擦ってしまいました。
自費での修理となりますが、キチンと直して欲しいとのご要望でお車をお預かりしました。
ドアハンドルにも傷が付いています。
ドアハンドルやモールなどの付属品を取り外し、板金作業を行います。
今回の場合ではスタッド溶接機を用いて、引出し板金を行いますが、できる限り元通りのパネルの状態にまで復元させます。
その後の工程でパテを付けますが、パテはなるべく薄く抑えたいのです。
パテはヨーロッパ製の物を使用しています。
パテにも色々種類がありまして、研ぎ易くて作業性に優れたパテが多く出回っておりますが、
研ぎ易い=柔らかい=パテ痩せが起き易い、なので研ぎ難くて硬い、パテ痩せが起き難いパテを厳選して使用しています。
パテ研ぎが終わるとプライマーサフェーサーを塗装して板金した部位をシールします。
塗膜にヒーターでしっかり熱をかけ、硬化させます。
今回のプジョー308はちょうどリアドアとリアフェンダーの境目辺りに損傷を負っていたので、ドアを開けたロックピラーと呼ばれる部分にも少しダメージがありました。
外板パネルを塗装する前にインナーパネルの塗装を済ませておきます。
ゴミや埃をシャットアウトした塗装ブースの中で、輸入車の塗装に精通した熟練の職人がプジョーのオリジナルな塗装肌を忠実に再現させます。
ドアハンドルも塗装します。
完成です。
何事も無かったかのように、プジョー308はすっかり元通りになりました。
修理費用は199,605円(税込)となりました。
このたびはインターパシフィックにプジョー308の板金塗装をご依頼くださり、誠にありがとうございました。