トヨタ ヴェルファイア ボディー コーティング

トヨタ ヴェルファイア-20091007
新車で購入し、納車されたばかりのトヨタ ヴェルファイアの コーティング施工事例を御紹介します。
何処にコーティングを依頼しようかとインターネットで調べていたら、当社の「焼付コーティング」がお客様の目に留まったそうです。

お客様はコーティングを自然乾燥ではなく加熱乾燥させるという当社の施工方法にすごく説得力を感じてくださったそうです。
当社で使用しているコーティング剤が加熱乾燥させなくては性能を発揮しないコーティング剤なのではなく、基本的にどんなコーティング 剤でも自然乾燥より加熱乾燥のほうが格段に性能が上がると思います、とご説明させていただきました。

お打合せの結果、今回ヴェルファイアには撥水性のコーティングを施工させて頂くことになりました。
ボディー色はブラックなので、磨き作業は白やシルバー等の淡色車に比べ数段手間がかかります。
新車と言えども数種類のバフとコンパウンドを使い分けピカピカに磨き上げます。
磨き作業が終わると、専用の溶剤でボディーを脱脂してから撥水性のコーティング剤を丁寧に塗布します。乾燥時間をおいてからクロスで拭き上げます。
最後に塗装・乾燥ブースにヴェルファイアを格納し、60℃×1時間の温度で強制加熱乾燥させます。
これにより、コーティングの被膜がとても強固になります。

コーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。

このたびは東京都 北区よりご来店頂き、ヴェルファイアのコーティング施工を御用命くださり誠にありがとうございました。ピカピカになった素敵なヴェルファイアを大切にお乗りください。

アルファロメオ 147GTA(ALPHAROMEO) 板金塗装

アルファロメオ147GTA-20091028

アルファロメオ 147GTA(ALPHAROMEO) 板金塗装 修理です。

車庫入れの際、誤ってアルファロメオの右後側面とアルミホイールをブロックにこすってしまいました。丁寧にきっちり直して欲しいとオーナー様より修理のご依頼を受けました。

アルファロメオ147GTA-20091028

リアフェンダーを中心にドア、サイドステップもへこんでいます。ステップカバーは交換が必要です。

アルファロメオ147GTA-20091028

リアフェンダーの損傷はけっこう広範囲で酷く、ホイールハウスの裏側もご覧の通り、グニャッとつぶれています。

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修理内容:

凹んだパネルは、裏側から手が入れば当て盤とハンマーで板金できるのですが、袋状になっていて手が入らない場合は表側から板金します。
先ず損傷部分の塗装を削り落し、鉄板を剥き出しにします。
スタッド溶接機を使って凹んだ部分にワッシャーを溶接します。へこみが広い場合は写真のように沢山のワッシャーを溶接し、穴に鉄棒を通し、プーラーで引き出します。

アルファロメオ147GTA-20091028

加減しながらワッシャー溶接と引き作業を何度も繰り返し行います。

アルファロメオ147GTA-20091028

へこみが小さくなってきたらプーラーと溶接機が一体になった工具で一点一点引き作業を行います。

アルファロメオ147GTA-20091028

このようにして元通りの面にできる限り近づけます。「まっ、こんなもんか」と途中で妥協するか、「いや、まだまだ」と妥協せず限界まで面出しを行うかが修理の出来不出来を左右します。

アルファロメオ147GTA-20091028

いくら丁寧に妥協せずに板金しても、パテは少なからず使わざるを得ません。板金を途中で妥協すればパテが厚くなり、妥協せず限界まで面出しすればその分パテは薄くなります。当然パテは薄いに越したことはありません。

アルファロメオ147GTA-20091028

パテを充分に硬化させてから研ぎ作業を行います。
パテの種類も沢山あり、一般的には短時間で硬化するパテや、研ぎ易く作業性の良いパテ等、早い・簡単をウリにした製品が人気があるようですが、当社で使っているヨーロッパ製のパテはそれらと全く逆のシロモノです。その代り鉄板にしっかり密着して硬くなるのでパテ痩せが起きにくくなります。

アルファロメオ147GTA-20091028

板金が広範囲なので念には念を入れ、赤外線ヒーターで今一度加熱してパテを締めます。

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プライマーサフェーサーを塗装し、加熱乾燥させます。

アルファロメオ147GTA-20091028

グニャッとつぶれたホイールハウスも板金して元通り。

アルファロメオ147GTA-20091028

アルファロメオ147GTA-20091028

サフェーサーを塗装し、その後チッピングコートを塗装します。

アルファロメオ147GTA-20091028

アルファロメオ147GTA-20091028

サフェーサーを研ぎ上げて下処理を終え、塗装ブースの中でマスキングと溶剤脱脂を行い、塗装作業待ちのアルファロメオです。

アルファロメオ147GTA-20091028

オリジナルと同じ塗装の肌艶を再現するため、輸入車の塗装に精通した熟練の塗装職人が慎重に作業を行います。

アルファロメオ147GTA-20091028

アルファロメオ147GTA-20091028

アルミホイールにはロゴが塗装されており、ホイール全面を塗装するとロゴを消してしまうことになってしまいます。そのため部分塗装で対処しました。

アルファロメオ147GTA-20091028

アルファロメオ147GTA-20091028

ご覧のようにアルファロメオ 147GTAはすっかり元通りに直りました。

アルファロメオ147GTA-20091028

修理結果:

今回の板金塗装 修理費用は工賃が372,126円、部品代(ステップカバー等)が56,270円で合計428,390円(税込)となりました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は21,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。このたびは神奈川県 横浜市よりご来店くださり、インターパシフィックにアルファロメオの板金塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

フォルクスワーゲン (VW) ビートル 板金塗装

VWビートル-20091019

フォルクスワーゲン (VW) ビートル 板金塗装 修理です。

フォルクスワーゲン ビートルの右リアフェンダーをこすって、傷付けてしまいました。自費なのでキレイに、でもなるべく安く修理してほしいと言うお客様の御要望にお応えするため、今回は部分塗装で修理することにしました。

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修理内容:

ダブルアクションサンダーを用いて、傷を研ぎ落とします。

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プライマーサフェーサーを塗装し、充分に加熱乾燥させます。その後に水研ぎで仕上げ、塗装作業に備えます。

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塗装ブースの中で熟練の塗装職人が細心の注意を払い、フォルクスワーゲン ビートルのリアフェンダーを元通りにします。

VWビートル-20091019

修理結果:

何事も無かったかのように、ビートルは綺麗に仕上がりました。
修理金額は税込28,980円となりました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は1,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。このたびは神奈川県 川崎市よりご来店頂き、インターパシフィックにフォルクスワーゲン ビートルの板金塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

BMW 318i 板金塗装

BMW318i-20091010

BMW 318i 板金塗装 修理です。

右後部と左前部という全く違う部位に損傷を負ったにもかかわらず、車両保険を使って修理しても1事故としてカウントされたBMW 318iの板金塗装 修理 事例をご紹介します。
お客様は狭い道に迷いこんでしまい、右折する際にBMWの右後と左前を壁にぶつけてしまいました。

以前はこのように車の異なる部位に損傷を負った場合、車両保険で修理しようとすると、同じ時に同じ場所で起きた事故であっても保険会社はなかなか1事故とは認定せず、2事故扱いにされることがほとんどでした。

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例えば車をぶつけてしまい、一旦ギアをバックに入れてハンドルを切り返し再び前進しようとしたら違う場所をこすってしまった場合や、車庫入れで車をバックさせたらリアをぶつけてしまい、慌ててギアをドライブに入れて前進させたら今度は前をぶつけてしまった場合等が典型的なパターンです。
しかし近年、損害保険会社によっては一連の動作によって生じた別々の損傷を1事故と認定するようになってきました。
車をぶつけてしまい、そのまま前進すると被害がさらに大きくなるのでバックや切り返しを行ったところ、別の部位を傷つけてしまった場合や、車をぶつけたことによりパニックに陥り、さらに別の部位をぶつけてしまった場合等は、同じ時に同じ場所で一連の動作によって生じた損傷とみなされるようです。
今回のBMWも同じ時に同じ場所で起きた事故だということが、調査ではっきりしたことにより、1事故と認定されました。(ただし、保険会社やその担当者によって判断が異なる場合もございます。)

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修理内容:

フロントバンパーは変形も酷く、内側のリーインホースメントもつぶれており、新品に交換しました。

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左フロントフェンダーと右リアドア、右リアフェンダーは板金で修理しました。板金で極力元通りに面出しを行い、パテで仕上げます。

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サイドステップカバーは修理で直しました。今回の傷以外にも全体に石跳ね傷がありましたので、ダブルアクションサンダーを使用してステップカバー全面を削り、傷をキレイに落とします。

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板金したパネルにプライマーサフェーサーを塗装します。

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削って修理したステップカバーもサフェーサーを塗装します。

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水研ぎで下処理を行い、マスキングを済ませ、塗装待ちのBMWです。

BMW318i-20091010

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塗装ブースの中には毎分420?もの空気が常時供給されています。塗装ブース内の空気が1分間に約5回入れ替わる計算です。特殊なフィルターを通してゴミやホコリを除去した空気を天井から多量に上下圧送し、床から排気装置を通って屋外に排出します。したがってクリーンルームのような作業環境となるのです。BMWは熟練の塗装職人によって新車時の輝きを取り戻していきます。

BMW318i-20091010

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バンパーやステップカバーなどの樹脂パーツは素材に弾力性があるため、クリア塗料に柔軟剤を加えます。そのため、ボディーの塗装とは分けて作業を行います。

BMW318i-20091010

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ご覧の通り、BMWはすっかり元通りになりました。

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修理結果:

BMW 修理の保険協定金額は、工賃が481,541円、部品代が197,001円で合計678,542円(税込)となりました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回は33,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。このたびは東京都 世田谷区よりご来店くださり、インターパシフィックにBMWの板金塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

ポルシェ ボクスター(PORSCHE) 板金塗装

ポルシェボクスター-20091005

ポルシェ ボクスター(PORSCHE) 板金塗装 修理です。

オーナー様はTV撮影のために車を使いたいと頼まれ、ポルシェ ボクスターを貸したそうです。撮影に貸している間に番組ディレクターさんが右リアフェンダー、右ドアミラー、さらにはフロントバンパーまで擦ってしまったそうです。リアフェンダーはけっこう広範囲に凹んでいます。ボクスターのエアインテークダクト周辺のプレスラインは板金で再現させるのが結構難しいんです。

ポルシェボクスター-20091005

修理内容:

板金でできる限り元の状態まで面出しを行い、パテを付けます。こうして見ると擦っただけではなく、広範囲な板金が必要なことがよく分かると思います。

ポルシェボクスター-20091005

充分に加熱乾燥させた後、パテを研ぎ上げ、全く元通りの表面状態にします。この研ぎ作業、最終的には熟練した板金職人の手のひらの感覚だけを頼りに行います。

ポルシェボクスター-20091005

表面をきれいに溶剤脱脂してから、プライマーサフェーサーを塗装します。塗料と同じ温度条件で加熱乾燥させ、充分に冷却時間を取ります。
サフェーサーの研ぎ作業は塗装職人の手のひらの感覚だけを頼りに、水研ぎで行います。わずかな凹凸も見逃さないとても繊細な作業です。

ポルシェボクスター-20091005

サイドステップにチッピングコートを塗布します。ポルシェ特有のボツボツした肌をオリジナルと同じに再現します。

ポルシェボクスター-20091005

駐車場に頭から突っ込んでタイヤ止めで擦ったらしいフロントバンパーは、脱着分解します。

ポルシェボクスター-20091005

バンパー下側の面に付いた傷はダブルアクションサンダーで削り落します。そしてプライマーサフェーサーを塗装します。

ポルシェボクスター-20091005

ポルシェボクスター-20091005

塗装作業はゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で行います。今回ポルシェ ボクスターのリアフェンダーの塗装に際しては、隣接パネルとの色の差異を無くすため、ドアパネルのぼかし塗装をしました。色をフロントに向けて少しずつ薄めて塗装し、いわばグラデーションのように塗装します。フロントフェンダーに近い部分は色をかけません。そして透明なクリアコートは2パネルしっかり塗装します。そうすることでボクスターの側面はどんな角度から見ても色の差異が全く判らなくなるのです。

ポルシェボクスター-20091005

ドアミラーとエアインテークダクトも単体で塗装します。

ポルシェボクスター-20091005

ポルシェボクスター-20091005

フロントバンパーは修理費を抑えるため、部分塗装で済ませました。仕上ると塗装を区切った痕は全く判らなくなります。

ポルシェボクスター-20091005

修理結果:

ポルシェ ボクスターはすっかり元通りに直りました。修理代金は工賃が257,250円、部品代が33,075円で合計290,325円(税込)となりました。
インターパシフィックは鈑金匠ネットに加盟しており、お客様は鈑金匠ネットのユーザー還元サービスである楽天スーパーポイントを希望されました。修理代100円につき5ポイントの付与となりますので、今回は14,515ポイントのプレゼントとなりました。楽天市場や楽天トラベルで14,515円分としてご利用いただけます。このたびはポルシェ ボクスターの板金塗装 修理をご用命頂き、誠にありがとうございました。