ハマー H2 SUT (HUMMER) ボディーコーティング事例

ハマー H2 SUT (HUMMER)-20100821

ハマー H2 SUTのコーティング施工事例をご紹介いたします。
お客様は昨年中古でハマー H2のピックアップを購入しました。外装をピカピカに仕上げて綺麗にしようと数件のコーティング施工店に問合せたそうです。
お店ごとに施工方法や材料、考え方が異なり、でも皆自分のやり方が一番正しいと説明されるので、どの施工店の言うことを信じたら良いのか頭の中が混乱してしまったそうです。

そうこうするうちにオーナーのお嬢様がインターネット検索で当社のホームページを目に留めて下さり、焼付コーティングに大変興味を持って下さいました。動画もしっかり見てくださったそうです。
お電話でお問い合わせ頂いた際に、焼付コーティングについてご説明させていただき、ボディー、ホイール、ウインドウガラス全てのコーティング施工をさせていただくことになりました。

ハマー H2 SUT (HUMMER)-20100821
ハマーはとっても格好良いのですが、何しろデカイです。また角や凹凸が多いので磨き作業はなかなかはかどりません。ポリッシャーを当てられず、手作業で磨かなくてはならない部分が多いからです。
実際、洗車、室内清掃も含めボディー・ウインドウガラス・ホイールの磨き作業までに要した日数は2人がかりで丸3日です。
でも見違えるほどピカピカに仕上げることができました。

今回ボディーのコーティングは低撥水、防汚タイプを施工させて頂きました。
このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。水滴が集まって流れ落ちるのでウォータースポットや水垢付着が気になるお客様にお薦めです。

ホイールコーティングはアルミホイールのお手入れを軽減し、光沢を持続させます。ブレーキダストの焼き付きやそれによるアルミホイールの劣化を防ぎ、ガンコな汚れも水洗いだけで簡単に流れ落ちます。

ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能により、雨の日のドライビングも快適にします。油膜や汚れも付着しにくくなり、お手入れも楽になります。

ボディー、ホイール、ウインドウガラス全てのコーティング施工を済ませてから、塗装・乾燥ブースに車を入れて、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

オーナー様一家はとても仲良しのご家族のようで、お車をお預かりした時とお引き渡しの時の2度ともご一家でご来店下さいました。
綺麗に仕上がったハマーをうれしそうにご覧になり、とても満足して頂けました。
このたびはインターパシフィックにハマーのコーティングをご用命下さり、誠にありがとうございました。

プジョー 307CC ボディーコーティング施工

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プジョー 307CCのボディー コーティング施工事例をご紹介します。
新車でプジョー 307CCを購入して数年、あまり車のお手入れもせず、屋根無しの駐車場で保管していました。オーナー様は夏休みに車で北海道旅行に行くのを機に愛車をリフレッシュしようと、ボディー コーティングウインドウガラスの撥水コーティング施工をご依頼くださいました。

お車の保管状況やお手入れの手軽さから、低撥水、防汚タイプのコーティングをお奨めしました。このコーティング剤は撥水性のガラスコーティングに比べ水切れ性に優れていることから、排水性と称しております。ウォータースポットや水垢が付きにくいタイプのコーティングです。

プジョー 307CCのボディーには鉄粉やウォータースポット、そして数年間で付いた細かな傷や汚れが沢山ついていました。
洗車、タイヤ&ホイール洗浄、室内クリーニングを済ませてから、数種類のバフとコンパウンドを使い分け、ポリッシャーでプジョーのボディーを徹底的に磨き込みます。かなりてこずりましたがピカピカに仕上がりました。
研磨作業が終わるとボディーの脱脂を行い、コーティング施工を行います。

コーティング作業が終わると、塗装・乾燥ブースにプジョー 307CCを格納し、60℃×1時間の加熱乾燥を行います。
この熱処理よりコーティング被膜の硬化が促進され、一層強固な被膜が完成するのです。

ボディーコーティング施工後の日常のお手入れは水洗い洗車で充分です。また付属のメンテナンスコンディショナーを月に1回程度お使い頂くとコーティングの効果が一層長持ちします。

ウインドウガラスも専用のポリッシャーとコンパウンドでガラスを全面研磨し、油膜や雨じみ等の除去を行ってからウインドウガラス専用の撥水コーティング剤を塗布します。
ウインドウガラスコーティングは優れた撥水性能により、雨の日のドライビングも快適にします。油膜や汚れも付着しにくくなり、お手入れも楽になります。

お車の引取りにご来店されたオーナー様は、新車のようにピカピカになったプジョー 307CCをご覧になり、嬉しそうに愛車のまわりをぐるぐるして、いろんな角度から眺めてはニコニコしていらっしゃったのがとても印象的でした。そしてそ のまま北海道旅行にお出かけになりました。

このたびはインターパシフィックにプジョー 307CCのコーティング施工をご用命くださり、誠にありがとうございました。すっかりキレイになったプジョーを大切になさってください。

メルセデス ベンツ C200T(BENZ) 板金塗装

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メルセデスベンツ C200Tの板金塗装 修理をご紹介いたします。

■損傷状況

まだ新車で購入して間もないベンツですが、バックをした際、電柱の支柱ワイヤーにリアゲートをぶつけてしまいました。バックカメラで後方を注意して見ていたのですが、ワイヤーがよく映っていなかったためぶつけてしまったそうです。
リアウインドウガラスは無傷でしたが、かなり近い部分が深くへこんでしまいました。

■修理方針

今回のベンツの塗装のトップコートには耐擦傷性を向上させたナノ粒子クリヤーが塗装されており、塗装費用が通常の塗装に比べ、高くなってしまいます。またリアウインドウガラスに近い部位がへこんでいるため、板金作業に際し、ガラスを脱着する必要もあります。
これらの理由から、今回はお客様の車両保険を使って、しっかり丁寧に修理しましょうということになり、お車をお預かりさせていただきました。

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■修理方法

凹んだ部分はパネルの表側から板金修理するのですが、今回はスライディングハンマー付きのスタッド溶接機を使って作業します。これがその溶接機です。
先端のとがった部分を鉄板にくっつけ、通電すると溶着します。

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そして握っている部分を手前にスライドさせて鉄板を引き出すのです。

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加減しながら鉄板を引き出し、極力元通りの面に近づけます。

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最後にサンダーで出っ張った部分を削って仕上げます。

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板金の仕上り具合はこんな感じです。

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パネルの表面をきれいに脱脂してから、板金パテを付け、充分に乾燥させます。

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乾燥させたパテを研ぎ上げるとこのように仕上がります。

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再度表面を脱脂して、プライマーサフェーサーを塗装します。
サフェーサーも加熱して充分に乾燥させます。

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完全硬化したサフェーサーは耐水ペーパーを使って研ぎ上げます。
マスキング、脱脂を行い、塗装に備えます。

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耐擦傷性に優れたナノ粒子クリヤーは塗装後の磨き作業が困難を極めます。塗装の表面にゴミ等が多く付くと大変です。
その為クリーンルームのごとく、ゴミやホコリをシャットアウトした塗装ブースの中で熟練の塗装職人が細心の注意をはらって、ベンツの塗装肌を再現させなくてはなりません。

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ベンツ C200Tは何事も無かったかのように完璧に仕上がりました。
購入時に施工したガラスコーティングの部分施工も保険で認められ、同等のガラスコーティングを当社で施工させて頂きました。

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■修理結果

保険会社との修理協定金額は税込み192,108円(工賃177,996円、部品14,112円)となりました。
元通り綺麗になったベンツの仕上りをお客様にご覧頂き、ご満足いただきました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のベンツのように車両保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は9,500円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにベンツ C200Tの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。

フェラーリ F355 七宝焼きエンブレム取付加工

フェラーリ F355のフロントフェンダーに七宝焼きのスクーデリア・フェラーリ・フェンダーエンブレムを後付けするための板金加工作業をご紹介致します。
フェラーリ純正オプションのスカリエッティープログラムではフェンダーに加工してヘコミを作り、エンブレムがフェンダーに埋め込まれた状態で仕上っています。
しかし、フェラーリ F355に純正オプションでこの七宝焼きエンブレムが装着されている例は少なく、フェラーリ F355オーナーにとってこのエンブレム装着は一種の「憧れ」となっているそうです。

今回ご紹介する板金による埋め込み加工は大変な手間と技術とコストがかかるため、実際に作業を依頼するフェラーリオーナーさんは多くはありません。
一番安上がりな方法ではステッカーを張り付け、たまに七宝焼きエンブレムを埋め込んだフェラーリ F355を見かけたかと思い、よく見てみると、エンブレムの形にフェンダーを切り抜き、切り取った鉄板をオフセットさせて部分溶接しシーラーとパテで成形していたりします。

今回ご用命下さったフェラーリ F355のオーナー様は、切り抜きではなく、純正オプションと同じように板金加工で作業して欲しいと強く要望されました。

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■作業内容

先ずは何といっても道具が必要です。ラウンドしているフェラーリのフェンダーをエンブレムの形に凹ますための「型」を用意しなくてはなりません。
この「型」、どこかで売っているわけではないので独自に作りました。エンブレムの寸法を正確に計測し、適切な「型」の板厚を決め、専門業者に特注してレーザーで切ってもらいました。

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凹凸それぞれの型を作り、表と裏からフェンダーを挟んで板金加工するのです。

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フェンダーにマーキングして七宝焼きエンブレムの取り付け位置を決めます。
予め、純正オプションのスカリエッティープログラムで装着されたフェラーリ F355等から取付位置は調査済みです。数ミリの個体差があることも確認済みですので、それを踏まえ位置決めをしました。

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塗膜を削り落し、「型」を装着します。七宝焼きエンブレムの裏側には3本のボルトが付いているのでそのボルトが通る穴をフェンダーに3箇所開け、その穴を利用してフェンダーを表裏から挟んでボルト&ナットで固定します。

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フェンダーの裏側です。凹の型が装着されています。

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「型」をハンマーで叩いたり、ボルト&ナットを締め上げたりして、少しずつフェンダーを凹ませます。

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七宝焼きエンブレムをフェンダーに当てがい、ヘコミ具合やガタを何度も確認しながら、フェンダーを加工します。

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湾曲しているフェンダーとエンブレムをフィットさせるため、「型」の湾曲具合もハンマーで叩いて調整します。こんな作業を何度も何度も繰り返します。とても根気の要る作業です。

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ハンマーやたがねで高い部分を叩いたりもします。

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こうして七宝焼きエンブレムの形にフェンダーを凹ませることができました。
でもここからがまだまだ大変なのです。これだけフェンダーを凹ませたわけですからその周りの鉄板は引っ張られ、歪んでしまっています。

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フェンダーの加工によって歪んだ周辺部位を板金します。

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取り付けの最終確認を行います。七宝焼きエンブレムはキチンとフェンダーにフィットしています。

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鉄板の表面を綺麗に仕上げ、脱脂を行いパテを付けます。

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パテを研ぎ、板金加工作業が終わった状態です。凹み加工したエンブレム取り付け部はパテでの成形は一切していません。
ここまでで板金の職人が費やした時間は正味10日間程です。

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フェンダーの裏側もキレイです。火で炙ったりしていないので、裏側の焼けもありません。

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フェンダーの裏側にチッピングコートを塗装し、仕上げるとこのようになります。

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サフェーサーを塗装します。ここからは塗装職人の仕事になります。充分な加熱乾燥を行い、時間をかけて塗膜をしっかり硬化させます。
その後耐水ペーパーを使い、硬化したサフェーサーを研ぎ平滑に仕上げます。

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塗装ブースの中で、ゴミやホコリを付けないように細心の注意を払い、フェラーリ独特の塗装肌を再現させます。
加熱乾燥により塗膜を完全硬化させてから、磨き作業を行います。

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完成です!!どこから見ても後付けとは思えない仕上りとなりました。
フェラーリ F355のオーナー様にも大変ご満足していただきました

トヨタ プリウス(PRIUS) リアバンパー修理事例

トヨタ プリウス(PRIUS) 板金塗装 修理です。

最近、「このダメージは修復歴にならないでしょうか」というご質問や「修復歴が残らないように車を修理して欲しい」というご依頼が多くなってきました。

事故によってフレーム等の骨格部位に損傷を負い、修理したことのある車は、車を下取りや買取で売却する際、そのことが判ると、「事故歴車」・「修復歴車」ということでその価値が著しく下がってしまうことがあります。
その車が新しければ新しいほど、また高額な車であればあるほど、再販価値に大きく影響してしまいます。

「修復歴が残らないように車を修理して欲しい」と依頼されても、愛車が事故によってダメージを受けた事実そのものを変えることはできません。
しかし、修理技術や気遣いによっては、【何事も無かったかのような修理】はできるのです。

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今回、修理のご依頼を頂いたトヨタ プリウスは、交差点で信号待ちをしていたところを後ろから追突されてしまいました。リアバンパーが押され、変形しています。

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リアバンパーを取り外してみるとバックパネルが押されてへこんでいました。バックパネルの修理や交換作業も修復歴の対象となってしまいます。

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バンパーが取りつくバックパネルの表側部分を板金します。
損傷部にワッシャーを溶接し、引き出し板金作業を行います。

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出来る限り元通りの面が出るように丁寧に板金を行います。

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パテを付け、充分乾燥させてから、研いで仕上げます。

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リアバンパーで隠れてしまうバックパネルの表側は、板金塗装でまったく判らなく修理出来ます。
しかし問題はバックパネルの内側、ホイールハウスです。車を査定する際、ホイールハウスは査定員によってじっくり見られます。彼らは不自然な溶接痕が無いか、シーラーや塗装がオリジナルと違わないか、等をチェックします。

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塗装や鉄板を傷付けないように、使う工具を工夫して、慎重に叩きだして修理しました。写真を拡大してご覧下さい。ボコッと飛び出していた部分がすっかり元通りです。
塗装も何もしないで直しましたので、車の査定員が見ても判らないはずです。

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板金した外側はサフェーサーを塗装します。

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下色を塗装します。

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仕上げの塗装を行います。
リアバンパーとアンダースポイラーは塗装済みで部品供給されますので、それを取り付ければ完了です。

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保険会社とのプリウスの修理協定額は税込227,199円(工賃113,495円、部品113,704円)となりました。
プリウスのオーナー様に車の仕上りをご覧頂き、修理方法をご説明したところ、大変満足して頂けました。

お客様は当社が加盟している鈑金匠ネットENEOSプリカ還元サービスを希望されました。鈑金匠ネットでは税込修理代金10,000円につき500円分のENEOSプリカを加盟工場で修理されたお客様にプレゼントしております。今回のプリウスのように対物保険で修理した場合でもプレゼントの対象となります。今回は11,000円分のENEOSプリカをプレゼントとなります。全国のENEOS(新日本石油)のサービスステーションはもちろんのこと、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどでもご利用いただけます。
このたびはインターパシフィックにトヨタ プリウスの板金 塗装 修理をご用命くださり誠にありがとうございました。